こんにちは。72期の植草です。
皆さん、虫って好きですか?個人的なイメージでは虫の人気は数多の生き物の中でぶっちぎりの最下位だと思っています。しかし、虫は実はそんなに悪いヤツらだけじゃないんです。今回はそんな虫たちの紹介です。この記事を読めば虫が「大っっっっっっ嫌い」から「大っっ嫌い」くらいにはなるような気がしなくもなくもなくもない、そんな回です。
○益虫って?○
読んで字のごとく、様々な方法で人々の役に立っている虫のことです。平たく言うと、いわゆる「良い虫」です。
虫が苦手という人は、特に近年、多いと思われます。実際僕の周りにも何人もいます。しかし一口に虫といっても悪いヤツだけじゃあないんです。
○テントウムシ○
赤い体に黒い斑点が映えるテントウムシ。かわいらしい見た目で虫の中ではまだマシという方も多いのでは。彼らは植物につくアブラムシなどの害虫を食べてくれています。
大切に育てていたお花が虫まみれになっちゃった!そんな時はテントウムシ!彼らの手にかかれば無農薬で植物を守れちゃうんだ!
なんてCMどうですかね。あ、だめですか。
○クモ○
8本足のアレです。最初は漢字で書こうと思ったんですけど、字のいかつさがすごかったのでやめました。クモはかなり不人気な虫だと思いますが、彼らも益虫です。
種類によってはハエを食べたり黒いアレを食べてくれます。そいつらよりはクモのほうがマシ!という方、ご検討ください!(お母さんに怒られても僕は一切の責任を取りません)
○トンボ○
トンボの幼虫、ヤゴは水中で暮らし、蚊の幼虫を食べます。トンボが増えれば毎年毎年人の生き血を求めてやってくる蚊を減らすことができるかもしれませんね!
また、ヤゴの時だけでなく、成虫になると今度は地上の害虫も食べてくれます。陸上、水中、空中のすべてのフィールドで活躍するオールラウンダーです。
まったく関係ないですけど、英名はDragonflyだそうです。かっこいい!(ごめんなさいほんとに関係ないです)
○ミツバチ○
ミツバチはとてもわかりやすく人の役に立っていますね。そう、はちみつです。今まで紹介した虫とは違って食に役立つ虫です。彼らがいなければはちみつ梅もはちみつトーストもバーモ○トカレーも食べられません。黄色い熊も餓死してしまうかもしれません。そんな重要な虫です。
また、ミツバチは花の花粉を運んで農作物の受粉の手伝いもしています。近年多くのイチゴ農園でミツバチが放し飼いにされているのを見るに、大変有効なのでしょう。食卓に並んだイチゴは、もしかしたらミツバチの力を借りて育ったのかもしれません。
○最後に○
益虫の魅力、わかっていただけたでしょうか。ただ嫌悪するのではなく、こいつらも役に立ってるんだなあと、少しでいいので考えてみてください。虫を見る目がほんの少しだけ変わるかもしれません。
それでは!